ジーンズ以前に人もいないイメージフォト。
路上の文字を逆さまに映しMをWと読ませている。
こちらはレディース。
女性向けのラングラージーンズ及びトップスも当時は数多く販売されていた実績がある。
着用しているのはジーンズはブラックジーンズ?トップスはダンガリーシャツだろうか。
当時の現代的な着こなしを提唱する写真。
既に女性向けブランドが独自のジーンズを多数販売し、本来男性向けブランドの女性向けラインは苦しんだいた時代を想起させる。
ポストカード裏面。

21世紀に入り早くも10年が経過するが日本国内におけるジーンズの三大ブランド及び国内老舗ジーンズブランドの苦戦は続く。
それに対してレプリカジーンズは矮小な存在から企業化、大衆化し確かに人気と地位、販売店舗数を爆発的に飛躍させた。
過去の歴史がどうであれ、「こだわりの国産ジーンズ」「高額だがこだわっている」と云うワードの氾濫と無検証の肯定はレプリカジーンズ及び類似する存在にとり非常にプラスだが大手には逆にマイナス要素となる。
さて時代はより混沌としたジーンズ状況を国内で顕示しているがそれ以前〜まだジーンズを通してアメリカを夢想出来た懐かしく良き時代のジーンズ文化はジーパン屋と云う小さな世界に詰まっていた。
それら回想すべき終焉した昭和の時代には当たり前のように無数に存在したノベルティーと云う小細工が演出的に疎らに存在し絶妙な効果を発揮していた。
このポストカードもそれらの血統に属すがその末席の存在である為にさして価値は無いがそれでも懐かしい物にはかわりはない。
inserted by FC2 system