VINTAGE Leather Coin case(1960's)
	１９６０年代くらいのガマ口財布。 カウハイドのレザーの質感が如何にも良い雰囲気を持っているが縫製の粗雑さが時代感を思わせる、状態はデッドストック。 大きさは手のひらにすっぽり収まるサイズで小銭入れ用のものだ。
	レザーの袋部分が変形する程雑に作られているがステッチ自体は割と丁寧に縫われている。 カウハイドの銀面には自然のシボ感が確認出来、均一にプレスされてはいるがシボを潰しきっていないのが分る。 ある程度の経年変化も期待出来るだろう。
	ガマ口の袋は二つあり前後で分けて収納する仕組みだ。 金属パーツにもち密な模様が加工されている。 レザーの床面は綺麗にすいてありレザー自体は丁寧に処理されていたものを採用している。
	ヴィンテージクロージング以外で自らのライフワークを彩る品々としてレプリカブランドやレザーブランドは多くの商品を我々に提供してくれている。 だがそんな新品市場を余所に深淵なるヴィンテージクロージングの世界にもまだまだ実用に耐える小物は多々、無数に存在しこのガマ口サイフもそれに該当する。