Cushman 30's type Straight Tip Work Boots Black
クッシュマン、2009年度目玉商品の一つがこのウルヴァリン社の1930年代ストレートチップ・ワークブーツのレプリカだ。
プロデューサーであるドント伊藤社長は10年近く前から〜つまりクッシュマン開始当時からブラウンズビーチらと共に「いつかコイツらをクッシュマンで出したい」と常々語ってきたヴィンテージ・アイテムの中の一つだ。
ワークとドレスの境界線が曖昧な時代の一足であると同時に当時のワークブーツらしくソールが薄い。
これはレッドウィングのベックマン・シリーズにも云える事だが1920〜30年代の都市部のワークブーツを想定するなら基本はこのラインとなる。
確かにロガー等分厚いソールのモデルもあるが用途が違う。
アウトソールはオリジナル同様レザーソールを採用し中央にブランドロゴが入る。
基本スペックはグッドイヤーウエルト製法、日本製、アッパーはオイルドレザー、ライナーはピッグスキン。
Cushman 30's type Straight Tip Work Boots Brown
2009年の目玉として販売され同ブーツは二色展開されもう一足がこのブラウン。
ガラスレザーぽい光沢があるが肉厚なオイルドレザーで足への馴染みも早い、それはオリジナルと同じだ。
この当時のワークブーツにおけるストレートチップはスチールや強化プラスチック等のカップを爪先内側に配置する技術が確立する前の補強措置であると同時にデザイン的な意匠としての意味も持っている。
当HPのヴィンテージ・ドレスシューズのページ等で解説しているようにストレートチップのデザインがブームになっていた時代背景も関係している。
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