RED-WING SHOES 1132 PECOS BOOTS
レッドウィングのペコスブーツ、日本未発売モデルで1990年代最末期に登場したコンフォートフォースのジャンルに分類される。
ラバーソールは一体成型のセメント方式のアウトソールなので従来のグッドイヤーウエルト製法のようにソール交換による延命が出来ないものの耐久性の高いワークブーツとしての実用性の高さに違いはない。
深みのある色彩とオイル含有量の多い上質なオイルドレザーは自社タンナーを有するレッドウィングが誇りとするものだ。
屈折の度に色素がレザー内部で移動するプルアップレザーで、革本来の表情を残した風合いは実に素晴らしい。
ライナーはなく床面が見え一枚革をすかずに採用している。
サイドビューは足型に沿った見事なラインを発揮しているが足に馴染むまで中々、足入れが悪いのも確かだ。
だがそれが馴染んだ時、自らの分身とも云えるブーツが完成する。
コンフォートフォースの特徴であるハイテクなインソールの説明を視覚的に表現したフラッシャー。
正し従来のブーツに追加で厚みのあるインソールを入れているので私的には圧迫感が増すので邪魔に感じ取り外している。
アウトソールにはヘビの図柄がデザインされている。
上のフラッシャーにあるように従来のスーパーソール系統よりも優れたハイテク品質を誇示しているがコンフォートフォースそれ自体は日本では全く定着せず展開期間も短命だった。
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