Bowling Green State University Raglan sleeve Sweat Cutoff(1940's)
1910年設立のボーリング・グリーン州立大学のスウェットだが半袖〜ではなくカットオフされたヴィンテージ・スウェットでブランドは不明。
肉厚なコットン100%ボディ、オール二本針縫製とラグランでは珍しく特に古い物だ。
プリントはラバープリントで所々にはがれが見られ、スウェット本体も見事に退色している。
Zeta Phi Beta Raglan sleeve Sweat(1950's)
1920年設立のゼータファイ ベータ女子学生クラブのオフィシャル・スウェット。
プリントはフロッキープリントで施され、フラットシーマー縫製のラグランスリーブ、オールコットンで肉厚なボディー、当然アメリカ製と云う正にヴィンテージらしい逸品。
梱包されたデッドストックで入手したが品質表示の厚紙タグ以外に付属はなくボディーのブランドは不明。
AKOM Double face Sweat-Parker(1950's)
40〜50年代に数多くの個性的なスウェットを販売したがその後消滅した幻のブランド、アコムのパーカーは更に貴重なダブルフェイス、しかもアコムでは珍しい単色と云う地味ながら目立つ存在だ。
ライナーはTシャツに使われる生地でフードの内側にはフライス生地が使われている。
いずれもコットン100%で質感、発色、変化とどれをとっても素晴らしいが赤色はデジカメの画像は上手く表現出来ない。
紐は丸紐で退色の風合いが異なる。
ハンドウォーマーの縁はフライス生地だが別色ではなく本体と同色になっている、アコムでは配色の異なるパーツイを組み合わせる事が多くその個性的なデザインからレプリカの元ネタになるケースは昔から多いが現実にはこのようなまだレプリカされた事のないモデルが数多く存在する。
Healthknit Set-in Sweat(1970's)
ヘルスニットのポリコットン・スウェットでデッドストック。
裏起毛はポリの質感、縫製に簡略が多々見られる。
デッドストックなのでシールが付属したままだ。
プロ・ヘビーウエイトと明記されているようにポリコッツトンにしては肉厚なボディーが特徴。

レプリカがそうである以上にヴィンテージ・スウェットでは年代やメーカー、素材によりその質感、色落ち等は様々だ。
それ故にどの年代であれ、その魅力は尽きる事がない。
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