Brent freedom sleeve(1960's)

モンゴメリーワードの衣類ブランド、ブレントの前Ｖ、フリーダムスリーブ。 ６０年代では珍しいコットン100％ボディーでフリーダムスリーブでは末期のモデル。 二本針縫製とロックミシン縫製が混在した作りになっている。 尚ほぼ同時代には同じブレントの製品でポリコットン素材やアクリル100％のフリーダムスリーブのスウェットも存在している。

Sweat Cardigan(1960's)

ノンブランドのスウェット素材カーディガン。 やや薄手のポリコットン素材でこの時代では珍しいモデル。 素材のみならず縫製にも時代的な簡略化が見られビンテージ感は薄いがレギュラーにはない素材感やデザインが特徴。

Raglan sleeve Sweat(1960's)

６０年代末期のノンブランド、アメリカ製スウェット。 薄手のポリコットン素材で筒同ボディーを採用をまだ採用しており、ライムグリーンとでも呼ぶべきか？独特の発色が特徴的なスエット。 素材感が減退したポリコットン時代ですがオールコットンでは存在しえなかった多色ボディーが多く別の楽しみがある。

Champion Reverse Weave(1970's)

１９７０年代の単色タグ、リバースウィーブ。 元々は縦方向に縮むコットン素材の弱点を解消する為に開発されたスウェットだが時代がコットンよりもポリコットンが主流の時代に移行しても継続して生産され、その存在と人気は今も続く。 肉厚感があり丈夫なポリコットンボディーに油性ラバーのカレッジ系プリントが施されている。

Print Sweat Raglan sleeve(1970's)

１９７０年代のラグランタイプのカレッジプリント・スウェット。 肉厚なフロッキープリントと毛玉の出易いポリコットンボディーは現代衣類に近い。 残念ながらタグが欠損しておりブランド名は不明。

FRUIT OF THE LOOM Raglan sleeve(1960's)

フルーツ・オブ・ザルームの６０年代後半から７０年代初頭にかけてのラングランスーブ。 フラットシーマー縫製を主に部分的にインターロックと簡略化されて〜と呼ぶよりも分業化された縫製形態を思わせる一枚。 薄手で羽織りやすいポリコットン素材は肉厚感がなくオールコットン派からは敬遠されているがレギュラーではありえない質感はやはりヴィンテージの一つとしたい。