胸ポケット。
111MJ同様に左胸の一つに数が減っている。

ラングラー定番のスナップ式の開閉でフラップの取り付け部分にはセパレート式のペン挿しがある。

サイレントWは中央がクロスする古いタイプで、かなり綺麗に縫われている。
以後の年代にも継承されるフロント部のステッチは元来、デニム生地でブランケット生地を挟み込んで固定する為に縫われているのが分かる。
124MJ等、以降のジャケットにもこのステッチは継続採用されてゆく。

セルビッジ。
フロント裏には生地端でであるセルビッジが露出している。
当然ながらミミ付きのビンテージデニムを採用しているがラングラーの場合は、この部分にあったりなかったりする。
ブランドパッチ。
首元に付くラベルは縦ベル付き、50年代終盤くらいから採用されているタイプで以前とはサイズ表記が中央から横にズレている等の違いがある。
生産国表記は当たり前なので無いが当然アメリカ製だ。
*注
ビンテージブーム初期の誤解で、3ポケタイプ111MJを888MJ、8MJとか誤表記されるケースがあった。
その間違いや混乱の元は、各時代の111MJと同一の外観でありながら品番が異なる、これらライナーモデルの意味合いや存在を正確に理解されていなかった為と思われる。




【購買手記】
確か6万円くらいで市内の古着屋で購入。
中心部より外れた位置にあり、ビンテージデニムの移動があまりなかったのでボーナス時期まで気軽に待って買いました(笑)。
ただ、購入してから二ヶ月以内に何故かライナーモデルを買う機会が続き4着くらい買い込んだ記憶があります。
無論、安かったが故の馬鹿買いですが、結果として着用頻度が落ちてます。
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