胸ポケット。
スナップボタンでの開閉式でペン挿しはまだ採用されていない。
ポケット本体のサレントWと呼ばれるラングラーオリジナルの飾りステッチが施されている。
中央がクロスする古いタイプ。

丸カンヌキ。
フロントプリーツを留めるバータックでブルーベル社では多くの商品に頻繁採用されていた。
綿糸の為、退色し少し白っぽくなっている。

袖口。
縫製、パーツ共に省略されてない仕様が伺える。
又、赤いライナーがチラリと確認出来る。
ブランケットの素材は、フランネルのようなチェック柄で素材はウール60%、コットン28%、レーヨン12%。

フロント裏。
当然のミミ付デニムです。
生地はラングラーではライナーモデルでは主流のストレッチ感の強いジェルト系デニムを採用している。
かなり着易い素材で他社のライナーモデルのような生地の厚みによる着づらさはない。

パッチ。
プラパッチから織りネームに変更した最初のタイプ。
50年代のパッチ故に当然○Rはない、以後の年代との簡単な識別はサイズ表記が中央にある事。
だいたい55〜57年くらいまで見られるパッチです。




*注
品番のLはライナーを意味しライナーモデルに付けられる。



【購買手記】
当然のように10万円オーバーのジャケットです。
このコンディションでなくても10万円オーバーは当然のモデルなので、そう思えば安く買えたのかもしれないですね。
尚、購入したのは実は真夏(笑)、常に店頭に商品が揃う訳ではないビンテージは「見つければ即買」が鉄則です。
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