FULL COUNT Freedom-SWEAT
フルカウント初期のスウェットで1940〜50年代スタイルのフリーダムスリーブを再現している。
ジンバブエ100%コットンを採用した柔らかな生地感が特徴だが縮んで変形したかの型紙をしている為、タイトに着こなせない不便さもあった。
ブランドタグはスポルディングが1930〜40年代のスポーツウエアに採用していたタグを元にデザインされている。
LangLitz Leathers SWEAT-Parker
ラングリッツのスエット・スウェット。
ややルーズなシルエットでカナダ製、生地はオールコットンで現在も販売されている物よりは古いタイプ。
ラバープリントは丈夫で割れや経年変化は見られないのは残念だが迫力のあるデザインと着易さが魅力。
レプリカには該当しないので縫製、生地等、決してマニア好みとは云えない作りだが現代のアメカジの中では抜きんでた存在感とタフさを誇る。
LangLitz Classic ZIP WOOL SWEATER
ラングリッツのハーフジップ、ウールセーターは1930〜40年代、最初期のモーターサイクルウエアとして存在した物をイメージしてデザインされている。
これまで同ラインで販売されていた各限定品ウールセーター同様にアメリカ、ディーエン社に別注したモデルだ。
ビンテージの世界でもディーエン社製のモーターサイクル・ウールセーターは存在しそれらを復刻したとも云える。
アメリカ製、ウール100%の重厚なボディーの質感は事実、ビンテージのそれとよく似ておりインナーではなくアウターに近い存在感だ。
首元のジッパーは現行タロン社製、オリジナルよりも裾リブの幅が緩く、パンツ類にインしなくても着る事が出来る。
DRY BONES Shawl collar-SWEAT
ドライボーンズらしいフィフティーズの匂い漂うショールカラーのスウェット。
コットン100%で肉厚なボディーはかなり丈夫、リブは針抜きリブを採用している。
ヴィンテージ・レプリカと呼ばれるジャンルのスウェットは10数年前からヴィンテージ・スウェットを編んだ当時の織機とほぼ同一の吊編機で織られている物が大半だ。(例外もある)
現代の高速織機で織られた平織りの生地と違いローテンションで時間を掛けて編まれた生地は生産効率は悪いが圧倒的な素材感の違いを発揮する。
身体にフィットする胴体に継ぎ目のない筒胴のボディー、しなやかで柔軟、肌触りのより質感、洗い込む事により目がつまり強度を増す素材感、それらは単にヴィンテージ復刻の枠を越えた高級衣類としての存在価値を持っている。
そして同様の吊機で織られているにも関わらず各ブランドにより、その質感、厚み等は様々だ、更に染色技法の違いにより発色や色落ちに関しても違いは多い。
レプリカデニム同様にここ10数年で数多くのスエットが登場し各社それぞれの、こだわりの違いを示してきた、それらを体感する楽しみはジーンズの色落ちを穿き比べるのと同様にマニアには一興だ。
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