REAL McCOY 'S 600Ranch western shirt
ビンテージレプリカと云う国産アメカジの世界において常にトップを君臨していたのがリアルマッコイズだ。
大人の事情を経て、経営者が変わってもその拘りぬいたデザイン、素材、パーツ、縫製などの品質の高さは今も変わらない。
そんなリアルマッコイズが、現在の体制(通称、新生マッコイ)に移行後に販売された最初のデニム素材ウエスタンシャツ。
ソートゥース仕様のポケットだが背面のウエスタンヨーク等から1940〜50年代初等のモデルを意図したモデルだと推測出来る。
相変わらずマッコイズらしい、時代観を感じさせながらも上質感を感じさせるデニム生地、パーツ、デザインと文句なしの一枚です。
ブランドタグ。
イッキ縫いで交差するステッチは強度を意識した粗雑さが見てとれてマッコイズらしい。

半袖シャツなのでオンスは低めだがシャープな縦落ちをする生地だ。
ちなみにこれは販売初期のモデルで最近の物とはスナップボタンが異なる。
採用されているのは豆粒のような突起したDOTスナップで強度的にかなり疑問視されるパーツなだけに変更されたのでしょう。
まあ、これはこれで味わい深いパーツなので個人的には気に入ってますが。
MOM&POP Denim Work shirt
マム&パップのデニム素材ワークシャツ。
ラングリッツの日本総代理店として知られるビンテージブルーの自社オリジナルブランドであるMOM&POPのワークシャツは、国産の旧自社ブランドボディーを流用して左袖にペイントして再販売したモデル。
販売されあ期間はビンテージブルーが実店舗をオープンした1999年以降のわずかな間でしょうか。
現在は日本製の良質なアメカジウエアを多数、展開していますがブランド開始当時はバイカー向けショップと云う事情もありインポートボディーを流用したりと今では想像できない商品群でしたのが懐かしい。
デニム以外の素材違いも多数、販売していましたが、マチ付、チンスト付、尿素ボタン、ダブルニードル縫製、ラウンドポケット等ビンテージレプリカらしいディティール満載でした。
左袖のプリントが時代を感じさせる。
リアルバイカー向けでもあるMOM&POPは厳密にはビンテージレプリカではないが、その呼び名に値する商品を幾つか販売しているのも事実だ。
他にもレプリカジーンズ、スエット、Tシャツ等もリリースしている。
Denime denim western shirt
ドゥニームの1950年代スタイルのウエスタンシャツ。
10年くらいは軽く継続販売されている定番モデルだが実はコレ、中国製で90年代当時のシャツ類でな何故か日本製と中国製が同じモデルでも混在していたが生地やパーツに違いはほとんど見られない、不思議な事だが値段も同一で少々、不可解な印象を当時受けた記憶がある。
レプリカジーンズで定評のある老舗ブランドなだけにシャツの作りもポイントを付いた優れた物が多いが、これもそんな一枚、ある意味、特徴的な凄みはないがシンプルで飽きのこないデザイン&質感だ。
ブランドタグはワシントDC社の古い時代のタグを元にデザインを起こされている。
当時のドゥニームでもポピュラーなタグですね。

ウエスタンシャツは元々カウボーイの労働着であり、馬上での不安定でハードな動きでも裾が外に出て無様な様を晒さないよう、また何かに引っ掛かって落馬しないよに着丈は長めに設定されている。
レプリカの場合、オリジナルよりは短めに設定されているがそれでも現代の衣類の中では外に出すとあまりしまらない衣類に違いはない、それでもウエスタンシャツの一番綺麗な着こなしは裾をインした着こなしなので、そう着るのがベストだと思う。
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