Cushman LineMen Boots
クッシュマンのワークブーツは1960年代のラインマンブーツを再現したモデルだ。
アッパーはカウハイド、日本製で製法はグッドイヤーウエルト。
リアルマッコイズ、シュガーケーンに次ぐ復刻系ワークブーツとして注目を浴びたが前評判通りの出来栄えで現在も継続販売されている定番モデルだ。

カラーは当初、タンとブラックのみだったがスポット生産でスエードも一時期存在した。
2007年には新色のブラウンが新たに加わった。
ライダースジャケットに採用されていた革と同質の素材を採用している為、これまでのワークブーツとは一味違った感覚が楽しめる。
ビンテージレプリカとしてのディティール、デザインだけではなく現代の製品としても高いクオリティーを誇っている。
インサイドはしっかり内張りされており、印字されているナンバーの110は、クッシュマンのプロデューサー伊藤氏の「イトウ=110」と云うアナグラムであり、シャレである。
ドント及びクッシュマンではよく行われている。
サイドビュー。
本体色と異なる縫製糸のカラーが見事に映える。
爪先の特徴的なデザインだけではなくアッパーサイドのテープも特徴的だ。

「走れるブーツ」と形容される程、足に馴染み履きやすいブーツですが、これを手始めにクッシュマンではペコス、ロガーと次々とブーツを販売する事になる。
スエットと並ぶクッシュマンを代表するアイテムでもある。
LONEWOLF CARPENTER
シュガーケーンのブーツライン、ローンウルフのワークブーツ、CAT'S PAWソールを装備し第二次大戦前のデザインを想起させる逸品でこれは販売初期の物で現在、アウトソールは擦り減り猫の姿は確認出来ない。(画像のソールは数年前のもの)
Thorogood by Weinbrenner Roofer Boots
1892年設立という数多くの伝統あるワークブランドと同時期に誕生したウィンブレーナーは今現在もワークブーツブランドとしてアメリカ国内生産を続ける稀有なブランドだ。
そんな同社の”ソログッド”ラインで展開されるこのモデルは典型的なモンキーブーツの外観を今に残す。
だがスエードとレザーのコンビ、リベット補強等、本格派のディティールを有しているもののアウトソール、アッパーの素材に高級感とオールド感がないのがマニアには高評価を受けない理由か?
デザイン的にはメリハリの効いた配色と立体的なシルエットでジーンズとの相性は抜群に良い。
inserted by FC2 system