2002年4月27日 LEVI'S STORE名古屋店開店レポ
2002年当時、リーバイスショップはあったものの、”ストア”はこの地区初のオープンとなったのが、大須にあるこの、リーバイス・ストア名古屋店。
このレポートは開店日である、2002年4月27日当時の物で、画像にあるショップの外観等は現在とは若干、異なっています。
オープン当時をご存知の方は、懐かしんで、知らない方は新鮮な目で見ていただければ、と思います。

開店当時は、俗に「アメカジブーム衰退時期」で、ラングラーの日本法人の変換や、多くのビンテージレプリカ・ブランドの倒産、撤退等があり、リーバイス・ジャパンにとっても決して楽な時期ではなかったと思います。
同年にはアメリカン・ジーンズの象徴でもあった、501のアメリカ以外の、国外生産も決定する等、メーカー、ファン、の両者にとっても逆風を感じている時期に、あえて新店舗を開店する意気込みと、地元名古屋初の出店には嬉しい限りでした。
開店当時の外装には501XX等の歴代ビンテージジーンズのバックポケットの写真をデザインに取り入れる等、意気込みを感じましたが、この頃から既に、ビンテージデニムの自社復刻ラインが縮小傾向であったのが非常に残念に感じたものです。

さて開店当日は、朝11時。
オープン記念品は、ミニバナー(1万円以上購入者に先着501名)、携帯ストラップ(引き換え兼と交換,来店先着200名)の二つ。
記念品に狙いを定めて仲間5人で、開店少し前から並んでいましたが、他に並んでいる客、あるいは開店後、訪れた客の大半が、デニムのジーンズすら穿いておらず、「アメカジ衰退時期」を実感させられつつも、「ジーンズに興味ないのに何故リーバイス・ストアに?」と疑念が湧いたものです。
(*2006年にウエアハウス名古屋店が開店した際は、この状況とは全く異なり、全身デニムウエアで決めた、ファン、マニアらが群れをなして来店しており、逆に「アメカジ復興」を実感出来た。)

また、余談ですが現在、リーバイス・ストアと道を挟んで、ほぼ真正面に「エヴィス・ストア」があります。
こちらはご存知のようにエヴィスの直営店ですが、店名を決めた理由が、「リーバイス・ストア」の真正面だから・・・と云う噂もあります。
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