Age of restyling of Wrangler
60年代はWranglerの歴史において大幅なモデルチェンジが行われた年代だ。
50年代以降、多様化したDenim類全ておて仕様変更と品番変更が行われ、111MJは124MJに、11MJ Zは24MJZに、そしてJeansでは11MWZから13MWZに代表モデルが変更される。
ただし11MWZは廃盤になった訳ではなく、スタイルやディティールを変え細々と80年代まで生産され続ける事になる。
又、「ベル無し」「ベル有り」と云う分類用語の元になる、ブランドタグやパッチ、織りネームからブルーベルマークの廃止が60年代半ばに行われる。
11MWZ(1960's)
ラングラーのフラッグシップモデル、11MWZ。
13MWZにその代表モデルの座を奪われる前の最後の絶頂期のジーンズだ。
11MWZ(1960's)
1960年代後半、13MWZにその地位を奪われた後の11MWZ。
11BZX(1960's)
11MWZのボーイズ版モデル。
11MWZがブランドの代表モデルでいられた最後の時代のタイプだ。
111MJ(1960's)
111MJのサードモデルは3ポケットと11MJZにより近いデザインになっていた。
8MJL(1960's)
888MJLの後継モデルで60年代前半を代表するブランケットモデル。
24MJZ(1960's)
11MJZがモデルチェンジにより生まれ変わったのがこの24MJZ。
ポケットの数が増え、細部のディティールも変更されている。
77MJZ Champion jacket(1960's)
生成りデニムのジャケット77MJZのカスタムモデル。
チャンピオンジャケットにしてはかなり新しい年代のモデルだ。
77MJZ(1960's)
77MJZのプレーンモデル。
定番のジッフライ仕様のジャケットの別カラーモデル。
20MJL(1960's)
8MJLがモデルチェンジしたのがこの20MJL。
60年代後半を飾るブランケットモデル。
124MJ(1960's)
111MJの後継モデルとして登場した、定番デニムジャケットの1960年代終盤モデル。
Jacket of satin(1960's)
1960年代終盤のサテン素材ジャケット。
1960年、P・R・C・A(全米プロロディオ・カウボーイ協会)とサポート契約を結ぶ等、ウエスタンジーンズとしてラングラーは着実に評価を伸ばし他社がカジュアル化路線を鮮明にする中、実用の世界で力をつけていった。
又、60年代に入るとデニム生地のオンスが更に上がり14オンスになり次第に縦落ち感が弱くなる等、若干ビンテージ感が薄れる事になる。
更に1964〜65年のモデルチェンジにおいて登場した13MWZは11MWZからウエスタンジーンズの正当路線を引き継ぎ以後、現在に至るまでラングラーを象徴するジーンズに君臨する事になる。
対して11MWZはスタイル変更やユースライン化等、忘れられた存在になる。



*注
ベル無しと云われる60年代後半だが実際には、ジャケットのパッチ、ジーンズのインサイドタグには、まだベル有りが多く見られる。
急速なモデルチェンジに生産が追従出来なかった為かディティールに一貫性がなくパーツの混和ぶりが目に付く年代でもある。

ビンテージブームの際、13MWZは11MWZの後継モデルで60年代半ばで11MWZは廃盤になったとされるが現実には80年代半ばまで細々と生産され続けていた。
王道のカウボーイスタイルを13MWZに奪われた後はアウトシームがオープンシーム・タイプや細めのスタイル等、時期により異なるタイプの11MWZが存在するようだ。
尚、80年代の最後の11MWZは13MWZと全く同じスタイルで唯一の違いはサイレントWがクロスする古いタイプである事くらいであった。

1962年にはベルギーにヨーロッパ発の工場を作るなど国際化路線も図り、70年代の日本法人設立もその一連の流れの結果とも云える。



◆60年代の主な出来事〜
1960年

1962年
     ベルギー進出。
1964年
     大幅なモデルチェンジを行い、111MJ、11MJZが販売になる。
     代わって124MJZ、24MJZが誕生する。
     11MWZの後継モデル、13MWZが誕生し中心モデルとなる。
     オープンシームの11MWZが販売される。
     マーベリックの大々的なブランド活動がこの頃から確認出来る。
1965年
     ブランドパッチからブルーベルマークが削除される。
1966年 
     ヨークに織ネーム・タグが付けられる。
1968年
     マーベリックがスポーツ&カジュアル・ラインを展開する。
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